作家のためのSNS活用(2026年版)

作家のためのSNS活用(2026年版)

作家は何を投稿すべきか、頻度はどれくらいか、そしてフォロワー集めではなく実際に本を売るプラットフォームはどれか。

表紙画像と発売カウントダウンだけを投稿するアカウントは広告そのもので、読者は広告を読み飛ばします。実際に本を売っているアカウントは、たいてい執筆そのもの、その過程や迷い、具体的な決断を読者に見せています。それこそが、見知らぬ誰かを本が完成するまでフォローし続けたいと思わせるものだからです。

何を投稿するか

執筆の過程

  • 恥ずかしいほど何度も書き直した、あの一文やシーン。
  • ある章の形を決めた、特定の調べもののきっかけ。
  • 執筆の普段の一日が実際どんな様子か、時間も含めて。
  • あるプロットの問題が、ついに解決した瞬間。
  • 最終稿にほぼ残りかけた、削除したシーンや一文。

ネタバレしない範囲での作品紹介

  • それだけで成立する、本の中の一文。
  • この本が実際に軸としている問いやアイデア。
  • ある登場人物の人柄が伝わる、具体的なディテール。
  • 引き込まれるように描写した舞台設定。
  • 早期の感想でよく話題に上がるテーマ。

出版と裏側

  • この本で編集作業が実際どんなものだったか。
  • その理由も含めた、表紙デザインの決定。
  • 初稿から出版までの道のりを、正直に。
  • 途中で経験した不採用や挫折と、そのあとに起きたこと。
  • 待ち望んでいた知らせを受け取った瞬間。

読者とのやり取り

  • 具体的な感想が伝わる、読者の反応やレビュー。
  • 読者からの質問に、きちんと答える。
  • 本のテーマに絡めたディスカッションのお題。
  • 読者にもっと見たいものを聞いてみる。

発売とプロモーション

  • どこでいつ買えるかを、直接リンク付きではっきりと。
  • 実際の詳細を添えた、特定のイベント、サイン会、朗読会。
  • 直接引用した、早期のレビューや推薦の言葉。
  • わかりやすく説明した、期間限定の予約特典。

投稿頻度の目安

週3〜5回であれば、常時セールストークのようなアカウントにならずに存在感を保てます。投稿内容のバランスは意識して取りましょう。実際の発売期間を除けば、過程や人柄を伝える投稿が直接的な宣伝を大きく上回るべきです。発売期間中は、その割合を短期間だけ変えても構いません。

どのプラットフォームが重要か

フィクション作家にとって最も力を発揮するのはInstagramとTikTok、特にBookTokです。どちらも特定のジャンルやお決まりの展開を中心に、活発な読者コミュニティを持っているからです。Threadsも本にまつわる会話の場として育ってきていて、読者がテキスト中心のプラットフォームを好む傾向にあるなら、地道に発信を続ける価値があります。ノンフィクション作家にとっては、どちらよりもLinkedInの方が価値が高いことが多いです。自分の分野に関連する本を買う可能性が最も高い専門的な読者層に届くからです。

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