赤ちゃんの写真は何を書いても反応がもらえます。だからこそ、ありきたりなキャプションは印象に残りません。人の記憶に残るのは、華やかでない部分を正直に書いたもの。夜中の授乳、十四回目の着替え、スーパーで泣いてしまったこと。
Instagramは2行ほどでキャプションを折りたたむので、いちばん伝えたい一文を先頭に置きましょう。あと、公開アカウントにどこまで子どもの情報を出すかを早めに決めて、それに沿って書くこと。名前や場所を出さないのが無難です。
新生児期
- 生後6日、もう家事を仕切ってる。
- 何も分からないまま、なんとかなってる。
- 服がこんなに小さいなんて誰も教えてくれなかった。
- 帰宅。怖い。うれしい。
- 睡眠、それは伝説。
- 火曜日に生まれて、すべてがひっくり返った。
- チャイルドシートより軽かった。
- 一週間、ずっと寝てる人を眺めてる。
はじめての瞬間
- はじめての笑顔、見逃した。でも後で気づいた。
- はじめての歯。家族全員つらかった。
- 一人で座れた。得意げな顔。
- はじめての言葉は「ママ」じゃなかった。犬だった。
- 台所ではじめの一歩、そのまま棚に突進。
- はじめてのプール、賛否両論。
- 一歳の誕生日。全員生き延びた。
- はじめて笑った瞬間、何回も見返してる。
月齢の記録
- 4ヶ月、寝返りは両方できるのに睡眠はできない。
- 6ヶ月、自己主張が始まった。
- 妊娠期間と同じ9ヶ月が経った。
- 今日で1歳。
- 1歳半、なんでも登ろうとする。
- 2歳、弁護士並みの交渉術。
- 月日が経つほど早く感じる。
疲れた親のユーモア
- 名前のつけようがない時間から起きてる。
- 今日十四回目の着替え、私は二回目。
- 車の中でだけよく寝る。それ以外は寝ない。
- コーヒーはもう食料の一種。
- こういう投稿はしないと思ってた。今ここにいる。
- 寝かしつけに90分、絵本3冊、ちゃんと読めなかった。
- 昼寝は11分で終了、それで一日分らしい。
- 家が片付いてるのはこの写真の中だけ。
しみじみ系
- こんなに好きになるとは思ってなかった。
- すべてが重くなって、すべてがよくなった。
- 私の指を握るその手、まだ小さい。
- 眠ってる顔を映画みたいにずっと見てる。
- 思ってたより早く愛情が湧いた。
- なんでもない朝、それでも残しておく。
- あなたは私たちが作った最高のもの。
- この一週間はきっと忘れる。だから投稿しておく。
家族ときょうだい
- 姉、自称、本人はいたって真剣。
- これで家族三人。
- 火曜日からずっと妹を抱っこしたまま。
- 今日祖父母に会った。すごいことになった。
- 犬は戸惑いつつも受け入れてる。
- 二歳差の年子育児、応援よろしく。
- はじめてちゃんとした家族写真、全員起きてる。
睡眠、というか不足
- 2時間おき、もう4ヶ月続いてる。
- ぐっすり眠ってて、逆に息してるか確認しに行った。
- 昼寝は車の中でだけ、それ以外はしない。
- 今年、人生で一番日の出を見た気がする。
- 寝かしつけは90分、そのうち20分は絵本。
- みんなアドバイスをくれる。本人は聞く気なし。
選び方のコツ
キャプションはその瞬間に合わせて、節目そのものに合わせないこと。写真にすでに一歳の誕生日ケーキと子どもが写っているなら、「お誕生日おめでとう」ではなく、その直後に起きたことを書きましょう。具体的なディテールを最初に持ってくるだけで、「はじめての言葉は『ママ』じゃなくて犬だった」は九文字でひとつの物語になります。感謝の長文より、正直な一行を。正直な一行は読まれますが、長文は折りたたまれます。プライバシーのラインは決めたら守る。学校名なし、自宅の場所なし、生年月日のフルは出さない。アドバイスが欲しいときだけ質問形式にする。睡眠についての質問は百通りの答えが返ってくるので。文字数はInstagram文字数カウンターで確認できます。
月ごとの更新を続けていて書き出しに困ったら、Instagram投稿ジェネレーターで新しい書き出しをすぐに見つけられます。