ソーシャルのコンテンツをスプレッドシートで計画しているなら、そのシートが時間を節約してくれるのは、公開するツールへきれいにインポートできるときだけです。世に出回っているテンプレートの多くは20列あり、その20列こそがインポート失敗の原因です。
ここでは、ちゃんと機能する小さなテンプレートを紹介します。
テンプレート
content,scheduled_at,media_urls
"Big news: our spring update is live.",2026-11-03T09:00,https://example.com/spring.jpg
"Behind the scenes: how we plan a week of content in 20 minutes.",2026-11-03T13:00,https://example.com/planning.jpg
"Three things we learned shipping in public this quarter.",2026-11-04T09:00,
3列で、必須はそのうち1列だけです。このテンプレートはBulkPublishの一括作成エディタからそのままダウンロードできるので、ヘッダー行はインポーターが期待する形と一致します。
各列の役割
**content**は投稿本文で、唯一の必須列です。ほかはすべて任意なので、content列と数行だけのファイルでも有効なインポートになります。
**scheduled_at**は投稿が公開される日時で、2026-11-03T09:00のように書きます。空欄にすれば、代わりにエディタ内で時刻を設定できます。個別にも、バッチ全体にも設定できます。
**media_urls**は、添付する画像や動画のURLです。複数指定できるため名前が複数形になっており、区切りにはセミコロンを使います。テキスト投稿なら空欄にしてください。
なぜ列を増やさないのか
当然の疑問として、チャンネル、プラットフォームごとの本文、ハッシュタグの列がないのはなぜかというものがあります。
チャンネルの選択は、100行にわたって間違えたくないフィールドの筆頭であり、スプレッドシートのセル内でもっとも確認しづらいものです。だからこそインポート後、投稿が目の前に並ぶエディタで設定します。そこならバッチ全体に選択を適用し、個別の投稿だけ上書きできます。
プラットフォームごとの本文も同じ問題を、二重に抱えます。プラットフォームごとに列を作るとファイルは横に広がって壊れやすくなり、しかもそれは書きながら目で見て確認したい部分そのものです。
一般的な原則はこうです。スプレッドシートが本当に得意なこと、つまりテキストを書くことと日付をまとめて計画することだけをファイルに入れる。それ以外は、結果が見える場所でやる。
押さえるべき書式ルール
壊れたCSVのほとんどはクォートの問題です。
- 本文にカンマがある場合: フィールド全体をダブルクォートで囲む
- 本文にダブルクォートがある場合: 二重にし、さらにフィールド全体を引用符で囲みます。つまり
"He said ""yes""" - 投稿内の改行: フィールドをクォートで囲めば、問題なく解析されます
- 絵文字やアクセント記号: ファイルをUTF-8で保存する
- 日付:
YYYY-MM-DDTHH:MMなら曖昧さがありません。02/06/2026は曖昧で、ツールによって読み方が変わります
Google SheetsやExcelから書き出せば、クォート処理は自動で行われます。うまくいかなくなるのはたいてい、生のファイルを手で編集したときです。
正しくない行はどうなるか
content列がないファイルは、その旨のメッセージとともに拒否されます。0行インポートして成功したように見せることはありません- 本文もメディアもない行はスキップされるため、末尾の空行が空の投稿になることはありません
- それ以外はすべて編集可能なリストにインポートされるので、少しずれている行はエディタで直せます
使い方
シートで計画する。CSVで書き出す。一括作成エディタにインポートする。チャンネルを設定する。キュー全体をセットとして見て違和感がないか確認する。そして予約する。
BulkPublishは15のプラットフォームに対応しています。Facebook、Instagram、TikTok、YouTube、X、Threads、Bluesky、Pinterest、Google Business Profile、LinkedIn、Mastodon、Discord、Telegram、Tumblr、Snapchat。
- チャンネル: Free:3(プラットフォームごとに1)。Pro:30(プラットフォームごとに2)。Business:75(プラットフォームごとに5)。
- 投稿: Free:3件/日。Pro:30件/日。Business:無制限。
Freeプランでもインポートを最初から最後まで試すには十分です。1か月分のコンテンツを預ける前に、100行ではなく5行で試しておく価値があります。