カルーセルはドキュメントのアップロードなので、テキスト投稿とは異なる仕組みで動きます。1枚目はフィード上のサムネイルとなり、それ以降はスワイプした人にしか存在しません。つまり1枚目がすべてを賭ける勝負になります。カルーセルの上に置くテキストも重要です。LinkedInはおおよそ最初の2行で投稿を「もっと見る」の裏に切り詰めるため、1枚の画像と2行のテキストでスワイプを勝ち取る必要があります。
もう1つ、カルーセルが機能するかどうかを左右するのは長さです。6枚を下回ると、そもそもカルーセルにする必要がなかったように感じられます。15枚を超えると、最後まで読まれなくなります。以下のアイデアには、それぞれの内容に合ったスライド数を添えています。
順を追って何かを教える
一連のステップは、1画面につき1つのアイデアを置くことで本当に効果を発揮します。
- 犯人捜しにならないポストモーテムの進め方。 8枚。1枚目:「多くのポストモーテムは犯人を見つけます。代わりに原因を見つける方法はこちらです」
- 2週目には戦力になるオンボーディング。 最初の2週間を1日ずつグループ化した10枚。1枚目:「2週目が試金石です。そのために1週目でやるべきことはこちら」
- 初めての価格設定。 7枚。1枚目:「自分が心地よいと思う以上の金額を請求してもいいのです。その金額の決め方はこちら」
- 実際に使う公開前チェックリスト。 項目ごとに1枚、計12枚。1枚目:「何かを公開する前に確認する12項目。9番目には2回助けられました」
- 正しい応募者を集める求人票の書き方。 9枚。1枚目:「あなたの求人広告は、間違った人材を選別しています。原因はこの4行です」
1つの事例を掘り下げる
1つの実例は、原則のリストよりも説得力があり、カルーセルにも自然に収まります。
- 1ページを書き直した、ビフォーアフター。 交互に配置した6枚。1枚目:「同じページで、文字数を40パーセント削減。何を削ったかはスワイプで」
- 実際のプロジェクトのタイムラインと、各段階で何がうまくいかなかったか。 11枚。1枚目:「このプロジェクトは4か月遅れました。各月で何があったかはこちら」
- 注釈付きの1本の提案書。 8枚。1枚目:「これが採用された提案書です。その理由がメモに書いてあります」
- 誰にも使われなかったダッシュボードと、それに代わったもの。 7枚。1枚目:「11個のグラフを削除したら、利用率が上がりました」
意見と主張
カルーセルは、長文投稿にありがちな文字の壁という問題を避けながら、主張を組み立てる余地を与えてくれます。
- 業界で人気のツールへの反論。 9枚。1枚目:「この業界の誰もが使っています。でも私は、それが仕事を難しくしていると思います」
- 考えを変えた経緯を段階的に。 8枚。1枚目:「私は6年間これを擁護してきました。考えが変わった理由はこちら」
- 根拠を示した予測。 10枚。1枚目:「2年後、この仕事の一部はなくなっているでしょう。その根拠はこちら」
- 仕事で実際に大変なことと、みんなが思っていること。 対比させた6枚。1枚目:「大変な部分は、あなたが思っているところではありません」
データと比較
これらは後で役立つため、人々が保存しておくタイプのカルーセルです。
- 3つのアプローチの横並び比較。 1つの基準につき1枚、計7枚。1枚目:「これを行う3つの方法。安いのは1つだけです」
- 1つの数字を分解する。 6枚。1枚目:「1週間の31パーセントを会議に費やしています。内訳はスワイプで」
- 業界で誰もが密かに理解していない10の用語集。 12枚。1枚目:「誰もがうなずくだけの10の言葉。中に明快な定義があります」
- 安いと思われがちなものの費用内訳。 8枚。1枚目:「これは請求書に書かれた金額の4倍かかっています」
パーソナルとキャリア
物語という形はカルーセルに向いています。1枚1枚を1つの場面にできるからです。
- 道を外れた部分も含めたキャリアパス。 10枚。1枚目:「9年、4つの職、そのうち2つは間違いでした」
- 1回の不採用と、そこから生まれたもの。 6枚。1枚目:「社内で3回応募しました。最初の2回の不採用は正当でした」
- 初日の自分に伝えたいこと。 9枚。1枚目:「12年目です。このうち6つを知っていれば、それぞれ1年を節約できました」
スライド数と、それぞれの長さに合う内容
| スライド数 | 向いている内容 | 向いていない内容 |
|---|---|---|
| 5〜6枚 | ビフォーアフターを伴う1つの主張の展開 | ステップが必要な内容 |
| 7〜9枚 | プロセス、主張、比較 | 完全な物語の起承転結 |
| 10〜12枚 | チェックリスト、用語集、キャリアストーリー | 自然な区切りのない内容 |
| 13枚以上 | 人々が保存する資料的なコンテンツ | 最後まで読まれることを前提とする内容 |
この表の下にある鉄則:1枚につき1つのアイデア。1枚のスライドに2つのアイデアが入った瞬間、それは礼儀でスクロールされるだけのPDFになってしまいます。
避けるべきこと
カルーセル版の「発表できて嬉しいです」に相当するのは、ストックのグラデーションの上に「より良いリーダーシップのための5つのコツ」と書かれた1枚目です。それは具体的な主張ではなくカテゴリーを約束しているだけで、カテゴリーではスワイプは得られません。
その他:
- 教訓を装った謙遜自慢。「8桁の規模までスケールして学んだこと」というカルーセルは、スライド形式のスコアボードです。
- その上の投稿で20人にタグ付けすること。誰も名前を読まず、リーチ稼ぎに見えます。
- 実例の伴わない曖昧な形容詞。4枚目の「ありのままでいよう」は、画面を埋めるだけの穴埋めです。
- 投稿本文とまったく同じ文言を繰り返すタイトルスライド。スワイプしても何も追加されません。
- 小さすぎる文字。ほとんどの人はフィード上でスマートフォンサイズでカルーセルを見るため、1枚に段落丸ごとは読めません。
- 行動喚起だけの最後のスライド。1つ手前で止めた人にも何か得られるよう、成果は最後から2枚目に置きましょう。
- 視覚的な階層のない表紙スライド。すべてが同じ大きさで、フックとなる要素がありません。
まとめ
- 1枚目がすべてを賭ける勝負です。カテゴリーではなく具体的な主張として書きましょう。
- その上の投稿文は2行にしましょう。残りは「もっと見る」の裏に隠れます。
- 1枚につき1つのアイデア、ほとんどの題材で6〜12枚が適切です。
- 大きな文字で、スマートフォンサイズで確認しましょう。
- 成果は最後ではなく、最後から2枚目に置きましょう。
デッキが完成したら、添える投稿文は最後に書きましょう。その時点で、そのカルーセルが実際に何を主張しているかがわかっているからです。LinkedIn文字数カウンターで文字数制限を確認し、コンセプトはあるのに文章が浮かばない場合は、AI LinkedIn投稿ジェネレーターで下書きを作ってから削っていきましょう。上記の20案があなたの仕事に合わない場合は、LinkedIn投稿のアイデアにさらに多くの切り口があります。
カルーセルを事前に予約投稿する
カルーセルはLinkedInで作るのに最も時間がかかり、手動で公開するのが最も面倒なコンテンツです。公開したい瞬間にドキュメントが用意されている必要があるからです。サードパーティ製ツールがドキュメント投稿を予約できるかどうかは、LinkedIn APIが現時点で何を許可しているかによります。詳しくはLinkedInカルーセルは予約投稿できるかで扱っています。
BulkPublishなら、個人プロフィールと会社ページの両方で、選んだ日時にLinkedIn投稿を予約できます。カレンダービューでは1か月分の予定投稿を一度に確認できるため、カルーセルの作成に1週間かかるような場合でも、その周りで他に何が公開されるかを把握するのに役立ちます。設定についてはLinkedIn投稿の予約方法で、複数まとめて行う方法はLinkedIn投稿の一括予約で扱っています。