ソーシャルメディア戦略は1ページに収まり、次の5つに答えるべきです。何を達成しようとしているのか、誰に向けて発信するのか、何を伝えるのか、どこで発信するのか、そしてうまくいったかどうかをどう判断するのか。40枚のスライド資料は、誰も実行できない戦略です。
以下がテンプレートの全体です。そのままコピーして貼り付け、プレースホルダーを置き換えてください。
テンプレート
# ソーシャルメディア戦略: [ブランド名]
**期間:** [開始日] から [終了日]
**担当者:** [名前]
**最終レビュー日:** [日付]
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## 1. この施策が支える事業目標
[事業計画から取った一文。このドキュメントのために考え出したものではないこと。]
## 2. ソーシャルメディアの目標
| # | 目標 | 指標 | ベースライン | ターゲット | 期限 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | [目標] | [指標] | [現状値] | [目標値] | [日付] |
| 2 | [目標] | [指標] | [現状値] | [目標値] | [日付] |
| 3 | [目標] | [指標] | [現状値] | [目標値] | [日付] |
目標は最大3つまで。
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## 3. ターゲット
| | 主要ターゲット | 副次ターゲット |
|---|---|---|
| どんな人か | [説明] | [説明] |
| 何を求めているか | [ニーズ] | [ニーズ] |
| すでにどこにいるか | [プラットフォーム] | [プラットフォーム] |
| 何が行動のきっかけになるか | [トリガー] | [トリガー] |
| 現状うまくできていないこと | [ギャップ] | [ギャップ] |
**根拠:** [ソース:顧客インタビュー、営業の商談、プラットフォームのオーディエンスデータ、アンケートなど。推測であれば「仮説」と書く。]
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## 4. ポジショニング
**私たちは[アウトカム]を求める[ターゲット]にとっての[カテゴリー]です。[代替案]とは違い、
[根拠]があるからです。**
**トーン:** [形容詞3つ]で、決して[形容詞2つ]にはしない。
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## 5. コンテンツの柱
| 柱 | 内容 | 投稿比率 | 継続できる根拠 |
|---|---|---|---|
| [柱1] | [説明] | [X%] | [素材の出所] |
| [柱2] | [説明] | [X%] | [出所] |
| [柱3] | [説明] | [X%] | [出所] |
| [柱4] | [説明] | [X%] | [出所] |
比率の合計は100%。
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## 6. チャネル計画
| プラットフォーム | 役割 | 主なフォーマット | 週の投稿数 | 転用元 | 担当者 |
|---|---|---|---|---|---|
| [プラットフォーム] | [主軸 / 補助 / 実験 / 使用しない] | [フォーマット] | [N] | [ソース] | [名前] |
| [プラットフォーム] | [役割] | [フォーマット] | [N] | [ソース] | [名前] |
**この期間あえて使わないプラットフォーム:** [一覧、理由付き]
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## 7. 投稿頻度
| 曜日 | [プラットフォーム] | [プラットフォーム] | [プラットフォーム] |
|---|---|---|---|
| 月 | [柱/フォーマット] | | [柱/フォーマット] |
| 火 | | [柱/フォーマット] | |
| 水 | [柱/フォーマット] | | [柱/フォーマット] |
| 木 | | [柱/フォーマット] | |
| 金 | [柱/フォーマット] | | |
**週の合計:** [N] 投稿
**週の制作能力:** [N] 投稿、[N] 時間
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## 8. 制作フロー
| 工程 | 担当 | タイミング | ツール |
|---|---|---|---|
| アイデア出し | [名前] | [頻度] | [ツール] |
| 下書き | [名前] | [頻度] | [ツール] |
| デザイン / 動画 | [名前] | [頻度] | [ツール] |
| 承認 | [名前] | [頻度] | [ツール] |
| 予約投稿 | [名前] | [頻度] | [ツール] |
| コミュニティ対応 | [名前] | [毎日の時間帯] | [ツール] |
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## 9. 測定
| 指標 | ソース | レビュー頻度 | 担当者 |
|---|---|---|---|
| [指標] | [ソース] | [週次/月次] | [名前] |
**エンゲージメント率の定義:** [エンゲージメント数 / インプレッション数 または / フォロワー数]
**レポートの提出先:** [誰に]、[頻度]
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## 10. リスクと制約
| リスク | 発生可能性 | 対応策 |
|---|---|---|
| [例:制作をすべて1人が担っている] | [高/中/低] | [対応策] |
| [リスク] | [高/中/低] | [対応策] |
**予算:** [金額] を [用途] に
**絶対的な制約:** [例:有料広告なし、顔出しなし、規制対象の表現に注意]
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## 11. レビュー
次回レビュー日: [日付]
戦略が誤りだったと判断する条件: [方針転換を促す条件]
各セクションの埋め方
セクション1。 ソーシャルの施策を、このドキュメント以前から存在していた事業目標に結び付けられないなら、その戦略は「いいね」の数でしか評価されません。他に評価材料がないからです。
セクション2。 目標は3つまで。それぞれにベースラインが必要です。そうでなければ進捗を報告できません。ベースラインがない場合は、目標を設定する前に2週間かけてデータを集めましょう。
セクション3。 重要なのは「根拠」の行です。ターゲット像のセクションの多くは、自信満々に書かれた作り話です。ある主張の横に「仮説」と書くのはコストゼロですが、それを1年間の土台にしてしまう事態を防いでくれます。
セクション5。 4つの柱が現実的な上限です。「継続できる根拠」の列は、聞こえは良いが素材の出所がない柱を淘汰します。ある柱が顧客の事例に依存していて、それが四半期に1件しか集まらないなら、投稿の25%を占めることはできません。
セクション6。 プラットフォームの一覧より役割の列の方が重要です。転用コンテンツと週15分の手間で運用する補助チャネルは正当な選択です。5つのプラットフォームをすべて主軸だと思い込むのは違います。使わないプラットフォームとその理由を書いておけば、その議論が毎月蒸し返されなくなります。
セクション7。 頻度の表を埋めて数え、その下の行で実際の制作能力と比較してください。表では週14投稿なのに制作能力が8投稿分しかないなら、表の方を直しましょう。この一手間だけで、多くの戦略破綻を防げます。
セクション9。 エンゲージメント率の定義をここで固定し、すべてのレポートにそのままコピーしてください。エンゲージメント率計算ツールを使うと、2つの計算方法の違いが一目で分かります。
セクション11。 戦略を放棄する条件を明記することが、計画と願望を分ける決め手になります。
よくある間違い
ベースラインなしで目標を設定する。 「エンゲージメントを30%伸ばす」は、誰も出発点を記録していなければ測定不能です。まず監査を行いましょう。
チームが実現できない頻度で計画する。 アカウントが機能しなくなる最も多い原因は、週4時間しか稼働できないチームに毎日投稿の戦略を課すことです。セクション7はこれを未然に防ぐためにあります。
すべてのプラットフォームを主軸として扱う。 注意力を6つのプラットフォームに分散させると、たいてい6つの平凡なアカウントができあがります。手薄な6つより優れた2つの方が良く、チャネル計画はどの2つかを明記すべきです。
柱とフォーマットを混同する。 「リール」は柱ではありません。「製品の作り方」は柱であり、それはリールにもカルーセルにもテキスト投稿にもなり得ます。柱の一覧がフォーマットの一覧になっているなら、セクション5をやり直しましょう。
一度書いて終わりにする。 レビュー日のない戦略は壁の飾りになります。セクション11にはそれがあります。
制作フローを省略する。 セクション8は戦略が業務に変わる場所です。誰が投稿を予約するかを明記しない戦略は、結果だけを描いていて仕組みを描いていません。
頻度を守り続けるために
セクション7の頻度表は、誰かの記憶に依存しているため、最初に形骸化する部分です。ドキュメントとしてよりも、設定として運用する方が長持ちします。
具体的には、週単位の枠を一度決めたら、毎日ではなくまとめて埋めていくということです。2週間分の投稿を一気に書き、固定のキューに入れておく方が、実際に表の通り運用される可能性が高くなります。複数のブランドを運用しているなら、ブランドごとに戦略を分け、ワークスペースも分けることで、チャネル計画が混ざり合うのを防げます。これは代理店向けページで紹介している構成です。詳しくはコンテンツのバッチ処理のガイドもご覧ください。
まとめ
1ページ、11セクション。ベースライン付きの目標が3つ。それぞれに素材の出所がある柱が4つ。使わないプラットフォームを明記したチャネル計画。実際の制作能力と照らし合わせた頻度表。固定されたエンゲージメント率の定義。レビュー日と、方針転換の条件。