リターゲティングとは? — 無料ツール
リターゲティングは、すでに接触した人に広告を出す手法です。サイト訪問、動画視聴、カート離脱など。なぜコールドトラフィックより成果が良く見えるのか、なぜその比較が有利に働くのか、頻度がどこから逆効果になるのかを解説します。
サイト訪問、動画視聴、カート放棄など、すでに接点のある人に広告を配信する手法です。リマーケティングとも呼ばれ、通常は新規層より大幅に成約率が高くなります。
これは何か
リターゲティングとは、すでに何らかの追跡可能な形で接触した人に向けた広告のことです。サイトを訪れた、動画をある程度まで見た、プロフィールに反応した、カートに入れて離脱した、など。リマーケティングとも呼ばれます。プラットフォームが「こういう人だろう」と推定した属性ではなく、実際にした行動でオーディエンスが定義されます。だから多くの広告主にとって、最も信頼できるターゲティングになります。
どう測るか
指標は有料施策一般と同じですが、2つだけ普段より重くなります。1つは頻度です。このオーディエンスは小さいので、コールドな相手には見えないほどの予算でも、同じ人に同じ広告を十数回見せてしまえます。もう1つは除外です。最も多い無駄は、すでに買った人に同じ商品を出し続けることだからです。オーディエンスは期間からも作られます。直近7日の訪問者と直近90日の訪問者は、まるで違う動きをします。
よくある誤解
コンバージョン率が有効性として読まれますが、この2つは同じではありません。リターゲティングはもともと関心のあった人に話しかけているので、計上された売上の一部は、なくても発生していたものです。だからといって悪いチャネルではありません。コールドトラフィックとの比較が不公平になるだけであり、予算をリターゲティングに寄せたアカウントで、報告数値は良くなるのに売上が動かない理由もそこにあります。2つめの誤りは、オーディエンスを一枚岩として扱うことです。カートを捨てた人と記事を1本読んだ人に、同じメッセージは要りません。
どんなときに重要か
検討をともなう購入で、関心と決断のあいだに間があるときに最も効きます。そこでこそ「思い出させる」ことが実際の仕事をします。効きが最も弱く、いちばん煩わしいのは、最初の1分で買わなかった時点で結論が出ている低価格の衝動購入品です。
機能
- 定義を平易に。どんな行動からオーディエンスを作れるか
- コールドトラフィックに勝つ理由と、それが一部は錯覚である理由
- 頻度が助けにならなくなり、煩わしさに変わる境目
- カート離脱者とブログ読者に同じ広告を出すべきでない理由
- 逆の仕事をする類似オーディエンスとの違い
よくある質問
リターゲティングのコンバージョン率が高いのはなぜですか。
相手がすでに自社を知っていて、多くはどのみち戻ってきたからです。この後半が省かれがちです。リターゲティングがコンバージョンとして報告するものの一部は、起きていたはずの売上への計上であり、だからレポート上は無敵に見えます。
リターゲティングとリマーケティングは同じですか。
一般的な用法では同じです。すでに接触した人への広告を指して互換的に使われます。ツールによってはリマーケティングをメールに限って使う場合もあります。
同じ人に何回見せるべきですか。
多くのアカウントが見せている回数より少なくです。頻度がつまみで、思い出させるには十分、つきまとうには不十分が目安です。頻度上限と購入者の除外を入れれば、被害の大半は防げます。
全員に同じ広告でよいですか。
よくありません。ここがリターゲティングの成果を最も落としている点です。カートいっぱいで離脱した人と、記事を1本読んだ人はまったく別の課題で、同じリマインドを送るのは手元で最も強いオーディエンスの無駄遣いです。
多くのトラフィックが必要ですか。
広告を出す価値があるだけの規模は要ります。小規模サイトではオーディエンスが小さすぎて効率が出ないことも多く、その場合、お金は最初の訪問を得ることに使ったほうが働きます。